top of page
オフィスグループディスカッション

これからの教育研修に
必要な3つの技術

昨今、企業や教育機関において、ナレッジマネジメントが重視されています。

不透明な時代だからこそ、未来への創造的活動を促進するために組織や個人が持つ目に見えない無形資本(知識や経験など)を見える化しようと、企業は取り組まれています。そして、集合知として組織化する活動によって、新たなストーリーづくりが始まっています。


無形資本を見える化するという活動は、暗黙知を形式知に変えるということ。

私たちの頭の中のブラックボックスをそのままで終わらせないためには、単なる情報共有ではなく「学び合う」ことと、「学びを繋ぎ飛躍する」という2つのアプローチが必要になります。

この2つを繰り返すことによって、ナレッジ循環型の組織をつくることができます。

それを実現するための技術は3つです。


●Weaving /「紡ぐ」技術

創業者の想いや、組織で働く人々の想い、経験、知識、智恵などの無形資本。コトバやカタチに見えない貴重なものを対話によって見える化し、さまざまなものを組み合わせ、集合知として組織化する技術です。合目的に向かって一つに繋げながら、新しいストーリーに変えていきます。ビジョンやブランドアイデンティティの創造、組織風土改革や組織戦略は、ナラティブ・インクワイアリ―のアプローチで行動を理解する技術を使います。リーダーには必須の技術です。

●Connecting/「繋ぐ」技術

世界と日本の関係を、社会と組織の関係を、組織と個人の関係を、人と人の関係を、コトバによって繋いでいきます。組織目的と個人の仕事を結びつける、顧客の課題をチームの課題と結びつける、関連部署のノウハウをつなぐ、技術やアイデアを連結するといったように、あるものを他のものと結びつけて考える技術です。マネジメントや問題解決には必須の技術です。


●Analogical thinking/「組み合わせを考える」技術

一見、対立するような性質の組み合わせを考える技術です。2つ以上の物事の間にある共通点に着目し、考えている課題に応用する思考法ともいえるでしょう。既知のものを未知に繋げる力、発想力や創造力の豊かな人はこの技術が長けています。21Cのビジネスパーソン或いは教育の関わる全ての人々が習得すべき技術です。

組織と個人を繋ぐ: ニュース
bottom of page